レーザー治療によるほくろ除去では、レーザーを照射した部分が生傷のようになり、回復まで時間がかかるため、その後のケアが重要です。

通常、病院から施術後に患部につける軟膏や保護テープなどが処方され、ケア方法について指示されますが、お風呂やメイクなど、日常生活に制限があるのでしょうか。

治療を受ける前に知っておきたいほくろ治療後の過ごし方やケア方法について調べてみました。

ほくろ除去後の過ごし方について

レーザーでのほくろ除去は、病院で行われる治療ですから、一般的なケガの治療と同様に、施術後に注意しなければならない点がありますが、重篤なケガや病気ではありませんので、普段通りでよい部分もあります。以下にほくろ除去治療後の過ごし方で、気になる人が多いであろう点についてまとめました。

飲酒

病院の方針によりますが、レーザー治療当日の飲酒は禁止しているところが多いようです。これは、アルコールの作用によって、血流が促進されると、患部に赤みやかゆみが出やすくなるためです。

また、レーザー治療は、レーザーが吸収された際に発生する熱によって、組織を蒸散させてほくろを取り除いているため、ほくろ周辺が、日焼けのような軽いやけど状態にあります。

飲酒によって体温が上がると、治療した部分が熱を持ってほてったようになることがあるため、レーザー治療後すぐの飲酒は控えたほうがよいでしょう。

メイク

施術から3~7日経って、患部にかさぶたができれば、軽くファンデーションを乗せるなどのメイクをすることができます。レーザー治療では、ほくろのある皮膚の細胞ごと除去してしまうため、生傷のようなじゅくじゅくしてへこんだ傷になっています。

適切にケアすれば、数日でかさぶたになりますが、色素沈着を防ぐため、その間はあまり触らず、洗顔の際もこすらないように注意する必要があります。
患部以外の部分は施術後すぐからメイクすることができます。治療した部分は絆創膏や医療用テープで保護しますが、これらのテープの上からならメイクが可能です。

お風呂

施術当日は湯船につかる入浴は避けるように指示されることがありますが、翌日からは普段通りに入浴してもかまわないという場合が多いようです。これは、湯船に入って体温が上がると患部に赤みが出やすくなったり、患部が湯につかることで雑菌が繁殖するといったリスクを防止するためです。

患部を濡らさないようにすれば、治療した当日からシャワーは可能ですが、傷の周りをこすったりして刺激を与えないようにしましょう。

運動

施術当日の激しい運動は避けるように指示されることが多いようです。これは、飲酒や湯船への入浴と同様、体温の上昇を防ぐことが主な目的です。
翌日からは通常通りに運動してかまいませんが、患部は紫外線による刺激に敏感になっているため、テニスやジョギングなど屋外で運動する場合は紫外線ケアを入念に行いましょう。

ほくろ除去後のアフターケア

ほくろ除去後の皮膚は、ただほくろが無くなっただけでなく、治療した部分に皮膚のへこみや赤みがあり、生傷のようになっています。これらの傷をきれいに治すには、摩擦などの余計な刺激を与えないことと、紫外線ケアを徹底することがポイントです。

まず、レーザー照射直後の皮膚は、軽いやけどのような状態になっているので、病院から処方される炎症を抑える軟膏や抗生剤を正しく使用して患部を安定させます。

病院から処方される絆創膏や保護テープは、摩擦や紫外線などの刺激から傷を保護し、レーザーで蒸散させた部分の皮膚再生をうながす目的があります。
処方されるテープの種類によりますが、あまり頻繁に貼り直すと、皮膚の再生が遅くなるため、自然に剥がれたら貼り直す程度がよいようです。

傷口にできたかさぶたが剥がれると、新たに再生された皮膚が表面に現れますが、まだ皮膚が薄く、日焼けなどによるダメージで色素沈着が起こりやすくなっています。

このため、かさぶたが剥がれた後も、しばらくの間は保護テープを使用するようすすめられることがあります。また、保護テープが必要なくなっても、日焼け止めクリームを塗るなど、紫外線対策を欠かさないようにしましょう。

屋内にいても窓から入ってくる紫外線や、洗濯物を干すときなども日焼けする可能性が高いため、外出時以外でも日常的に注意しましょう。

まとめ

レーザーによるほくろ除去治療を受けた当日は、飲酒や湯船への入浴、激しい運動などは避けるようにします。これは、治療した部分がレーザーの熱によって軽いやけどのような状態になっているためで、更なる体温の上昇を防ぐ目的があります。

治療した部分は、新しい皮膚が形成されるまで絆創膏や保護テープを貼っておきますが、テープの上からならメイクをすることができます。新しく再生された皮膚は、紫外線などの刺激によって色素沈着が起こりやすいので、日焼け止めクリームなどを利用して紫外線対策を徹底する必要があります。