ほくろは体の様々な部位に発生しますが、特に多いのが日焼けしやすい顔であると言われています。ほくろはメラニン色素が増殖した状態ですから、シミやそばかすに比べて色が濃く目立ちやすいため、気になる位置にあるほくろを除去したいと考えている人も多いのではないでしょうか。

ほくろを除去するには、美容クリニックなどでの治療が確実ですが、自分でケアしたい人に向けて開発された、ほくろ除去クリームという製品もあります。

この記事では、肌に塗るだけで手軽にケアできると人気のほくろ除去クリームについて、特徴や使用方法について調べてみました。

ほくろ除去クリームのメリット・デメリット

ほくろ除去クリームは、毎日使う保湿クリームなどと異なり、使い慣れない人がほとんどだと思います。
そこで、慣れない製品を使用したことによる肌トラブルを回避するため、ほくろ除去クリームを使用する前に、特徴やメリット・デメリットについて確認しておきましょう。

ほくろ除去クリームの仕組み

ほくろ除去クリームには様々な種類がありますが、ほとんどの製品では、アルカリ性の成分を含む軟膏やクリーム、ジェルなどをほくろに塗ることで、ほくろ部分の皮膚を溶かし、ほくろを除去するという仕組みです。
溶けた皮膚は傷口のようになりますが、しばらくするとかさぶたができて新しい皮膚が再生され、かさぶたがはがれるとほくろのない肌が現れるという経過になります。

ほくろ除去クリームのメリット

1. 自宅でケアできる

美容クリニックを受診するとなると、診療時間や予約状況のために、どうしても時間に制限がありますが、ほくろ除去クリームは自分でほくろに塗るだけなので、好きな時間に自宅でケアすることができます。

2. 比較的費用が安い

美容クリニックなどの、炭酸ガスレーザーを用いたほくろ除去の治療では、直径1mmくらいのほくろ1個で5,000円程度かかります。
25~40個のほくろに使用できる500mgのほくろ除去クリームがおよそ5,000円ですから、複数個のほくろを除去するなら、ほくろ除去クリームのほうがリーズナブルです。

ほくろ除去クリームのデメリット

1. 肌トラブルのリスク

ほくろ部分の皮膚を溶かして除去するため、皮膚に強い刺激を与えていると考えられます。肌質によっては、クリームを塗った部分に赤みが出たり、皮膚の再生がうまくいかず色素沈着してしまったなどの報告があります。

2. 悪性腫瘍の見過ごし

ほとんどのほくろは良性ですが、まれにメラノーマという悪性腫瘍が隠れていることがあります。
クリニックで診察を受ける機会があれば、良性と悪性の区別がつきますが、自分でケアする場合は見過ごしてしたまま悪化させてしまう危険があります。

3. 効果が保障されているわけでない

ほとんどのほくろ除去クリームは、台湾やフィリピンなどの海外製であるため、日本の厚生労働大臣から承認を受けた医薬品や医薬部外品と異なり、効果や安全性が保障されているわけではありません。
これらのリスクを考慮しながら、自己責任で使用しなければなりません。

人気のほくろ除去クリーム3選

ほくろ除去に効果が期待できるとして人気の製品を3点紹介しています。それぞれの特徴や使用方法について簡単に説明していますので、ほくろ除去クリームを選ぶ際の参考にしてみてください。

カソーダ

アメリカ製のほくろ除去クリームで、ひまし油と重曹を主成分としており、ほくろのほか、イボやウオノメの除去にも使用できます。

1日1回を目安にほくろ部分に塗っていくと数日後にかさぶたになります。かさぶたができたら使用をやめて、かさぶたが無理にはがれないように保護し、きれいにかさぶたがはがれると同時にほくろも除去されるという仕組みです。

モールクリア

台湾製のほくろ除去ジェルで、ほくろの上にジェルを乗せ、3分置いて洗い流すという手順を1日1回、3日間行います。1~2週間後にかさぶたができ、かさぶたがはがれるとほくろのない皮膚が現れるというものです。

ジェルを塗ったあとの赤みを抑えるため、ハーブ由来成分が配合されています。

ワートモールヴァニッシュ

アメリカ製のほくろ除去クリームで、盛り上がったほくろやイボの除去効果が期待できます。ほくろ部分にクリームを塗って、20分間そのまま置いて洗い流します。すると1~2日後にかさぶたができはじめるので、他の製品と同様、かさぶたを保護し、かさぶたが自然にはがれるとほくろも除去されます。

基本的に1回の塗布で済み、他の製品に比べて早く効果を実感できるという特徴があります。

ほくろ除去パッドも併用して使おう

ほくろ除去クリームは、ほくろ部分の皮膚を溶かしてほくろを除去するため、かさぶたができる直前は、クリームを塗った部分の皮膚が薄くなり、傷口のようになることがあります。

またかさぶたが剥がれた直後の新しい皮膚は、刺激に敏感で、うっかり日焼けするとシミなどの色素沈着が起こりやすい状態です。
このようなトラブルから肌を保護するために、ほくろ除去クリームを使用する際は、同時にほくろ除去パッドの使用がおすすめです。

ほくろ除去パッドとは、一般的な絆創膏と異なり、傷口から出る水分を吸収して保持して回復を促すため、傷跡が残りにくいという特徴があります。

ほくろ除去パッドは、キズパワーパッドなどの市販の絆創膏で代用することもできますが、ほくろ除去クリームを購入する際に、付属されていたり、オプションとして注文できることもありますから、購入する際にチェックしてみましょう。

まとめ

ほくろ除去クリームは、ほくろ部分に塗ることで皮膚を溶かしてほくろを除去するクリームで、医療機関を受診するより費用が安くすむというメリットがありますが、効果が保障されているわけではないので、自己責任で使用する必要があります。

ほとんどの製品が海外製ですが、使用方法や効果が現れるまでの期間など、それぞれ異なりますから、製品の詳細をよく確認してから購入しましょう。