ほくろを除去するなら、皮膚科や美容クリニックなどのレーザー治療が確実で安全ですが、費用や病院に通う手間を考えると、もし可能ならば自宅でセルフケアできれば助かりますね。日本国内ではあまり見かけませんが、海外では自分でほくろやシミを除去するための、ペン型のレーザー機器が販売されています。

そこで、国内からでもネット通販などで購入できる、ほくろ除去用レーザーペンについて調べてみました。

ネット通販が可能!スポット除去ペンとは

スポット除去ペンは、日本国内からでも通販サイトやフリマアプリなどで、5,000円から7,000円程度で購入することができるレーザーペンで、海外ではMole Removal Sweep Spot Penという名称で販売されています。

大きさは17cmほどの長さのペン型で、先端に取り付けられた針からレーザーが発射されます。ほくろ部分にレーザーを数回照射すると、ほくろ表面が焦げて傷のようになりますが、数日後にかさぶたができ、かさぶたが取れると同時に、ほくろが完全に除去されるという仕組みです。

先端の針は取り外し可能で、使用前後に消毒することで清潔に保つことができ、ほくろの大きさによって替えられるよう、複数のサイズが用意されています。
また、レーザーの出力は3段階あり、小さなほくろやそばかすには低出力、盛り上がったほくろやイボには高出力が推奨されています。

販売サイトによっては、ドイツ製と表記しているものもありますが、内蔵されているマイクロコンピュータがドイツ製で、本体は中国広州市のGuangzhou Konmison Electronic Technologyという美容機器メーカーで製造されているようです。

中国製ですが、中国語、英語のほか、日本語の説明書も添付されており、販売元のサイトから動画で使用方法を見ることもできます。

スポット除去ペンのほくろ除去効果と注意点

効果には個人差が大きい

スポット除去ペンを実際に使用したレビューは、アメリカのAmazon.comの商品ページでいくつか確認することができます。こちらは、日本国内のAmazon.co.jpとは異なりますから注意しましょう。

購入した人の評価によると、2018年5月現在で、5点満点中3.2点で、5点満点の評価をつけた人が全体の38%である一方、最低の1点の評価をした人が34%となっており、人によって満足度が異なるようです。

よい評価のレビューでは、最初は疑わしかったが、ほくろや日焼けによるシミをいくつも除去することができた、傷の回復が早く、かさぶたが取れたあとは、そこにほくろがあったことが分からないくらいきれいになったと評価しています。

悪い評価では、レーザー照射すると、がまんできないほどの痛みを感じる、商品広告のようにきれいにほくろを除去できない、数回使用しただけでスイッチが反応しなくなってしまった、などがあります。

海外製品なのでリスクへの注意が必要

スポット除去ペンは、自宅で手軽にほくろが除去できるというメリットがありますが、海外製品であるため、日本の安全基準が適用されず、肌に使用してトラブルが起きても、十分なアフターケアが受けられません。

また、レーザーを肌に利用するとチクっとした痛みがあるようです。がまんできる程度の痛みという人もいれば、痛みが強くて二度と使用したくないという体験談もあり、個人差が大きいと言えるでしょう。

アメリカなどでは、皮膚に塗る麻酔クリームが市販されているため、このようなクリームを使用する人もいるようです。さらに、製品によっては、電源が入らないなどの不良品が混入していたとのレビューも見られました。

この点も海外製品であるため、ある程度は起こりうるリスクとして考慮した上で購入しましょう。

スポット除去ペンの使い方

スポット除去ペンで実際にどのようにほくろ除去するのか、手順をまとめてみました。はじめて使用する場合は、万が一の失敗に備えて、顔など目立つ場所ではなく、目立たない部分のほくろから試してみましょう。

また、目にレーザーが当たると危険ですから、目の周りへの使用は避けましょう。

0. 準備

まずUSB端子から本体を充電します。バッテリーが十分にあればワイヤレスで使用できます。また、除去したいほくろの大きさに合わせた針を選び、先端のねじ部分に取り付けます。

使用前には、窓を開けたり換気扇を回すなど換気を行います。これは、レーザーの熱で皮膚が焦げたときに発生するにおいが充満しないようにするためです。

1. レーザー照射する部分を消毒用アルコールで消毒しておきます。

2. on/offボタンを3秒以上押して電源を入れ、その後数回電源ボタンを押して出力を選びます。
まずは一番低出力からはじめるのがおすすめです。

3. 出力ボタンを押すとレーザーが発射され、ボタンの押下をやめると停止します。
先端の針がほくろに触れるか触れないかギリギリのところまで近づけて、出力ボタンを一瞬だけ押して、瞬間的にレーザーを照射します。
長時間のレーザー照射は痛みを感じやすいので、瞬間的な照射をほくろ全体に複数回行います。

4. レーザー照射した部分に焦げができるので、消毒用アルコールを含ませた綿棒やコットンで拭き取ります。
拭き取った後は、傷口のようになっているので、キズパワーパッドなどの絆創膏で保護します。

5. 数日経つと、ほくろのあった部分にかさぶたができ、1~2週間ほどでかさぶたが自然に剥がれると、ほくろのないきれいな肌が現れます。
レーザー照射直後は、皮膚が敏感になっているので、ごしごしこすったり、紫外線で日焼けしないよう注意しましょう。

まとめ

日本からでも購入できるレーザーペンの一つ、スポット除去ペンは、セルフケアでレーザーによるほくろ除去ができる美容機器です。使用した人のレビューによると、ほくろやシミの除去に効果があったという評価がある一方、期待した効果が得られなかったという評価がほぼ同数あり、人によって満足度にばらつきがあります。

また、海外製品であるため、万が一のトラブルの際の保障が十分でなかったり、機器の不備により動作しなかったりといったリスクが考えられますので、自己責任で使用する必要があります。