シミ取りレーザー治療に興味のある人なら、美容皮膚科などのWEBサイトをよく閲覧するかと思いますが、その中でダウンタイムという言葉を目にしたことはありませんか?メスを使った外科手術だけでなく、レーザーや注射など比較的短時間で行なうことができる治療にもダウンタイムがあり、治療後の正常な経過のために、普段の生活の中でも注意しなければならない点があります。

この記事では、シミ取りレーザー治療におけるダウンタイムの期間や、その間の過ごし方などについて調べてまとめました。

美容分野のダウンタイムについて

美容医療の分野では施術後に普段通りの生活を送ることができるようになるまでの期間のことをダウンタイムと呼び、具体的には施術による痛みや腫れ、赤みや傷痕などが回復するのにかかる時間のことを言います。

ダウンタイムは施術内容や個人個人の体質によって異なり、同じ治療を受けても回復力によって前後することもあります。治療を受ける前のカウンセリングで、ダウンタイムの目安について必ず説明がありますので、治療後の経過やリスクなどと共に確認しておきましょう。

一般的にメスを使って切開する手術のほうが、内出血や腫れのためにダウンタイムが長くなり、切開を伴わない手術や注射、レーザーなどによる施術は、ダウンタイムがほとんど無いか数日程度と短くなる傾向にあります。

例えば二重まぶたを作る施術でも、切開の無い埋没法という術式では、ダウンタイムがほとんどなく、施術当日で治療が終わるのに対して、まぶたを切開する方法では、1~2週間ほど腫れがあり、施術後も通院が必要といったように、同じ部位に対する施術でも違いがあります。

シミ取りレーザー治療のダウンタイム

肌質や治療内容によって変化しますが、シミ取りレーザー治療を行った際のダウンタイムは通常10日から2週間程度と言われています。

これは、レーザー照射によってダメージを受けたシミの部分が黒いかさぶたとなって浮き出てくるのに1週間から10日ほどかかるためです。このかさぶたが自然にはがれると、その下からシミのない正常な肌が現れます。

シミ取りレーザー治療を受けたあとのその他の症状として、施術直後に肌に赤みが出たりほてった感じを受けることがあります。これは、シミの原因となるメラニンがレーザーを吸収して発した熱が周囲の部分にも伝わるためで、日焼けや火傷の際と同じく、保冷材などで肌を冷やすと、数十分ほどで赤みやほてりはおさまります。

全ての人に生じるわけではありませんが、肌が刺激に敏感な人や乾燥気味の場合は、このような症状が起きやすいと言われています。

シミ取りレーザー治療後に注意する点

シミ取りレーザー治療のダウンタイムの間は、肌が敏感になっているので紫外線や摩擦などのダメージを受けないよう注意が必要です。この間に患部を日焼けしてしまったり、新しい皮膚が形成される前にかさぶたをはがしてしまうと、レーザー照射した部分がシミになり、治療が無駄になってしまいます。

レーザーを照射した部分は、軽いやけどを負ったような状態であるため、照射後は患部を保護するために絆創膏や肌色のテープを貼って保護します。

絆創膏などで保護する期間はかさぶたが自然に剥がれるまでとされていますから、写真撮影や大事な用事がある場合は、事前に予定を確認して治療のスケジュールを決めましょう。

ダウンタイムの間、絆創膏やテープの他に、軟膏などの塗り薬が処方されることがあります。塗り薬には、肌の再生を促すトレチノインや、メラニンの生成を抑えるハイドロキノンなどがあり、ダウンタイム中だけでなく、レーザー照射後の色素沈着を防ぐ目的で、1~2か月の使用を勧めているクリニックもあります。

シミ取りレーザー治療は、レーザーを照射すれば終わりということはなく、その後のダウンタイム中に、絆創膏を貼ったり薬を塗ったりと、患部のケアを行わなければなりません。普段よりもスキンケアに手間がかかりますが、シミのないきれいな肌を得るためにも、医師の指示にきちんと従いましょう。

シミ取りレーザー治療後の化粧

シミ取りレーザー治療後のダウンタイム中のメイクについては、クリニックの方針によって異なりますが、かさぶたができるまでは、レーザー照射部分へのメイクは避けるよう指示されることが多いようです。

これは、レーザーを照射した患部は、刺激に敏感になっており、化粧品による刺激や、メイク落としの際の摩擦によって色素沈着が起こる恐れがあるためです。

レーザー照射部分以外のメイクは施術当日から行うことができるので、メイクをする際は、患部を保護する絆創膏の上から行いましょう。クリニックによっては、かさぶたができる前から使用できる医療用ファンデーションを販売しているところもあるので、相談してみましょう。

かさぶたができた後は、患部に薄くファンデーションをつける程度ならば問題ありません。また、かさぶたがはがれた後は、メイクの前にUVクリームなどでしっかり紫外線対策を行います。

メイクではなく、洗顔は照射直後から可能ですが、ごしごしこすらないようにして、熱いお湯は避けて水かぬるま湯ですすぐようにします。

まとめ

シミ取りレーザー治療のダウンタイムは、通常10日から2週間程度と言われており、この間に患部がかさぶたとなり、自然にはがれ落ちた後、シミのない肌が現れます。ダウンタイム中は、肌が回復途中で敏感になっているため、絆創膏や肌色のテープを貼って保護します。

さらに、治療後の色素沈着を防ぐため、メラニンの生成を抑える塗り薬などが処方されることがあります。ダウンタイム中のメイクは、かさぶたができるまでは患部を避けて行い、ファンデーションなどの化粧品をつける場合は、絆創膏やテープの上から行います。