美容クリニックなどで行われるシミ取りレーザー治療は、シミ取りクリームやサプリメントなどによる方法に比べて、即効性があり確実性が高い方法です。長年シミに悩んでいる人の中には、ぜひ施術を受けたいと考えている人も多いでしょう。

しかし、シミ取りレーザー治療は高出力のレーザーをシミの部分に照射しますから、シミ周辺の肌にも多少の負担がかかり、レーザー照射後は肌の回復のためのアフターケアが必要になります。

この記事では、レーザー照射後のスキンケア方法や日常生活の中で注意する点について調べたことをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

シミ取りレーザー治療後はアフターケアが重要

シミ取りレーザー治療後の肌は刺激に敏感になっており、この間にケアを怠るとレーザー照射部分に色素沈着が起こりやすくなってしまいますから、レーザー照射後の正しいスキンケアが重要です。

シミ取りレーザー治療ではメラニンの黒色に吸収されやすい波長のレーザーをシミ部分に照射し、メラニンに熱ダメージを与えてシミを除去するという仕組みになっています。

基本的に美容医療に用いられるレーザーは正常な皮膚には影響を与えませんが、メラニンに与えられた熱がメラニン周辺の皮膚に伝わって、軽い火傷のような状態になったり、皮膚の水分が蒸発して、乾燥してしまうことがあります。

このような状態の皮膚は、紫外線や摩擦などの刺激に敏感になっていますから、日焼けしないよう注意し、クレンジングや洗顔するときにごしごしこすらないよう、摩擦を避けたスキンケアを行いましょう。

シミ取りレーザー治療後のスキンケア

レーザーを照射した患部には、いつものスキンケアではなく火傷や傷を負った場合と同様に適切なお手入れが必要です。治療を受けたクリニックで、スキンケア方法について説明を受けたり、薬が処方されたりしますから、きちんと指示に従いましょう。

レーザーを照射した部分は照射直後は白っぽくなり、その後は浸出液が出てじゅくじゅくした感じになった後、レーザー照射から4~5日ほどでかさぶたができはじめます。

レーザー照射後10日から2週間ほどで、かさぶたが自然にはがれ落ちると、その下からピンク色の新しい皮膚が現れるという経過をたどりますが、かさぶたがはがれるまで、絆創膏や肌色のテープで患部を保護します。また、かさぶたができる前は、化膿防止のための軟膏が処方されることがあります。

これらの保護材を貼ったままにするのか貼り替えが必要なのかについては、治療を受けたクリニックから説明がありますので、普段のお手入れ方法と共に確認しておきましょう。

さらに、かさぶたがはがれた後も戻りシミと呼ばれる色素沈着を防ぐために、UVケアを徹底したり、普段のスキンケア前に、ハイドロキノンなどのブリーチングクリームを塗ったりと、レーザー治療が終わった後もケアが必要です。

レーザー照射後の生活で気をつける点

シミの除去が成功するかどうかはレーザー照射後のアフターケアが大きく影響しますが、洗顔やメイクなど普段の生活ではどのような点に注意すればよいのでしょうか。

洗顔・お風呂は当日からOK

使用するレーザーの種類や、各クリニックの治療方針によって異なりますが、たいていの場合でレーザー照射直後からお風呂に入ったり洗顔を行うことができるようです。ただし、患部を強くこすらないようにして優しく洗うようにします。

また、メラニンに与えた熱によって周辺の皮膚もほてったような感じになっていることがありますから、熱いお風呂は避けて、洗顔するときは、水やぬるま湯を使いましょう。

施術日当日の激しい運動は避ける

レーザーの種類や出力などの治療状況によって前後しますが、レーザー照射を受けた日または翌日までの激しい運動は禁止されていることが多いでしょう。また、施術後だけでなく、施術前の運動も避けなければなりません。

これは、運動をすることによって体温が上がった状態だと、レーザーを照射した際に痛みを強く感じたり、レーザー照射後の赤みや腫れが出やすくなるためです。

施術日の翌日または翌々日から運動を行っても差し支えない場合がほとんどですが、ジョギングなど屋外での活動では、紫外線対策を徹底しましょう。

レーザー照射部分のメイクにはコンシーラーが便利

レーザー照射部分のメイクは、かさぶたができ始める2、3日後からファンデーションやコンシーラーを軽くつける程度なら可能と言われています。レーザー照射部分以外は施術直後からメイクすることができますが、かさぶたができていないレーザー照射部分は、保護テープの上からメイクするようにします。

クリニックによっては、かさぶたができていないジュクジュクした傷にも使える医療用ファンデーションを販売しているところもあるので相談してみましょう。かさぶたができた後は、患部を保護する絆創膏やテープの代わりに、専用のコンシーラーを使うことができる場合もあります。

よく使用されているのが、資生堂の「スポッツカバー」という製品で、かさぶたの上に軽く乗せるようにして塗り、一般的なコンシーラーと同様に、周りのファンデーションとなじませて使います。

クレンジングの際は、かさぶたをこすらないように気をつけながら洗い流し、洗顔後はタオルを優しく押し当てるようにして水気を取りましょう。

まとめ

シミ取りレーザー治療後は、刺激に敏感になっており、新しい皮膚を再生するために、正しいお手入れ方法でスキンケアを行います。レーザー照射直後は、普段のスキンケアではなく、クリニックから処方された軟膏を塗ったり絆創膏で患部を保護するなど、治療を受けたクリニックの指示に従いましょう。

洗顔やお風呂などは、施術当日から可能な場合が多いですが、患部をこすらないよう注意し、熱いお湯は避けるようにします。また、治療前後の激しい運動は、避けるよう指示されることが多いようです。

レーザー照射部分にかさぶたができはじめたころから、ファンデーションやコンシーラーを軽くのせる程度のメイクが可能になります。